件名:毎日皿洗いをしていたら、優勝
原田隆史先生の「カリスマ体育教師の常勝教育」
という本を読みました
原田先生は、大阪の中学教師として20年間
荒れた教育現場に、深い愛を持って決然と立ち向かい子どもたちに、夢と感動を与え続けられた方です
陸上競技で、道具なし、資金なし、練習場なし
の状態から13回の日本一を輩出した
カリスマ体育教師であり、生活指導の神様です
荒れた中学校の卒業生たちがみんな社会に出て
自立したリーダーになっていきます
「教育、経営、スポーツ、人生、悩みがあったら
原田に聞いてみろ!原田の前に不可能はない!!」
とまで称賛されているようです
・「日本一になる」と決める
・目標を日々書き続けて、反復連打で心を作る
・予定どうり勝つ
・労を惜しまず、生徒の心に報いる
・行動を起こす前に、まず態度を確認する
・受身は極悪、さらば言い訳
・敵は誰ですか?「私」です
などなど、経験に裏打ちされたクレドともいうべき
珠玉の言葉が、燦然と並んでいます
「毎日、皿洗いをしたら優勝できました」
これは、砲丸投げで優勝した女子生徒の
優勝インタビューの言葉です
目標を立てて、いまの自分にできることで
人の役にたつ事を3年間、1000日間、休まず続ける
達成感が心を強くし、優勝に結びついたとあります
女子生徒が風邪で、40度の発熱をした時に
「今日は皿洗いを休ませてもいいか?」
という母親に、原田先生は、こう答えます
「何をいうてるんですか。枕元へ皿を持って行って
皿を触らせるだけでもいいから、やらせてください」
淡々と継続する力、病床でも皿洗いは続けたという
自信、本当に素晴らしいと感じました
おかしなことにその後、砲丸投げのある強豪校が
練習に皿洗いを加えるようになったそうです
担当の先生曰く・・・
「ここだけの話、原田先生のところは、皿洗いで強くさせているらしい。皿洗いは、手首を使うから強くなるんや」(^^)
それでは今日は、この辺りで (^^)/