こんにちは
楽読 東京八重洲スクールのインストラクター、
阿部（ニックネーム：のん）です。
Googleなどの検索エンジンで
「速読」と検索しようとすると
すぐさま「速読 できない」
というサジェストが出てきますね。
当然、楽読は速読スクールですから、
「速読できますよ」というスタンスです。
そりゃそうですね。
速読スクールのインストラクターが
「速読？無理無理、あんなの」
と言うわけがない（笑）。
ところが、
「速読 できない」の検索キーワードで
引っかかってくるURLを見てみると、
速読スクールの現役インストラクターである
ぼくが読んでも「確かにそりゃそうだ」
と思うことが書いてあったりします。
※参考資料
「速読は実は不可能だと科学が実証」- life hacker
https://www.lifehacker.jp/2016/02/160219speed_reading.html
「速読術には意味がなかった？ 「読書力」を向上させるために本当にすべきこと」
- WIRED 日本語版
https://wired.jp/2017/04/04/gig-economy-jobs-benefits-dangers/
上記２つのサイトにも書かれている通り、
目の動きを速くする、あるいは、
読んだところを戻らないように読もうとする
方法では、理解度が落ちると書いてあります。
そりゃそうでしょうね、と思います。
いくら目が速く動くようになっても、
理解するスピードが追い付いていなければ、
文章を理解できることにはつながりません。
つまり「読めた」とは言えないわけです。
WIRED 日本語版の記事には、
「読書力を上げるために
最も効率的な方法は、
たくさん本を読むことである」
とありました。
でも、これは実は一つの真理。
本をたくさん読めば読むほど、
自分の知識や知っていることが増えていきます。
そうすると、
自分が好きな、あるいは得意な分野は
さらに読書スピードが上がる、ということが
確実にあるのです。
というのは、私たちの脳では、
見たもの（視覚で捉えたもの）を、
脳の中の記憶（知識）と照らし合わせて、
理解をするというプロセスを踏んでいます。
見たことも、聞いたこともないものを
いきなり見せられたとしても、
我々は「理解」することが出来ません。
なぜなら、それが何か、という概念（情報）がないから。
楽読でも、苦手な本や、
あまり詳しくない分野の本は
そこまで速く読めるようにならない、
とお伝えします。
なぜなら、医学について門外漢の人が
医学書をすらすら読めるようになると思いますか？
法律について何も知らない人が、
法律書をすいすい読めるようになるでしょうか。
包丁も握ったことがない人が、
料理の専門書をドンドン読めるでしょうか。
いずれも「ノー」なのです。
じゃあ、速読を身に着けても、
新しい勉強には役に立たないのか？というと、
そうではありません。
苦手な本、知らない本でも、
目が速く動くようになるので、
情報を頭に入れることはできます。
以前なら、1回読むのが精いっぱいだったところ、
1.5回、ひょっとすると2回読めるように
なる可能性は大いにあります。
こうして、自分に必要な情報を蓄積することで、
段々と新しい分野への理解を広げていき、
苦手だった分野の本も速く読めるようになる。
こういうことが起こるわけです。
ですから、実は、読書力を上げるためには
地道に読書するのが一番、というのは
決して間違いではない、と私も思います。
ただ、速読は確実に、誰でも出来るようになる。
これだけは、断言しておきます。
嘘だろ？と思う方は、
ぜひ一度体験レッスンにお越しくださいね。
ネットで調べただけの情報より、
自分で体験した情報の方が
確実だし、価値があると思いますよ＾＾
東京八重洲スクールでは、
新型コロナウイルスの対策なども考えて、
もう間もなく、リアルでのレッスンも再開できる予定です。
皆さん、ぜひ楽しみに待っていてくださいね！！
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