こんにちは
楽読インストラクター
@東京八重洲スクールの
阿部 弥央(あべ のぶお)です!!
だいぶんごぶさたしちゃいましたが、今回もメルマガ転載記事をお届けします。
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〇「どうせ無理」をなくそう!
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北海道、赤平市。
人口約9000人強、
昔は炭鉱で栄えたものの、近年は
「もうすぐ潰れそうな町」とさえ言われている
典型的な地方自治体です。
この赤平市に、「植松電機」という、
社員20人ほどの会社があります。
この名前を聞いてピンときた方も、
中にはいるかもしれませんね^^
今回ご紹介する本は、
『NASAより宇宙に近い町工場』
(植松 努 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)です。
植松さんが経営する植松電機は、
パワーショベルに使うマグネットが
主な製品です。
そして、従業員が20人ほどの小さな会社ですが、
宇宙開発、ロケットの開発も手掛けています。
植松さんは、宇宙開発を「あること」の実現のために
行っている、と本書に書いています。
それは「どうせ無理」という言葉なくすこと。
たくさんの人が夢や、自分がやりたいことを
「どうせ無理」とあきらめてしまう。
植松さんは、その言葉をなくすために、
宇宙開発を行っている、と言うのです。
宇宙開発は、全て自腹。
「どうやって儲けるんですか?」と
よく聞かれるのだそうですが、
そもそも宇宙開発で儲ける気がない、
と植松さんは断言します。
目先のお金は儲からなかったとしても、
経験や知恵が得られる。
そして、同じく宇宙開発を手掛ける会社との
繋がりや、人脈が得られる。
それは、お金には代えがたい財産だと言います。
植松電機には、世界中で3つしかない、
無重力の実験施設があります。
他の実験施設を使うためには、
1回で100万円近い費用が掛かります。
研究者たちは、補助金を申請して、
この費用を捻出しようとします。
でも、補助金を申請するためには
「実験結果はこうなります」という
申請書類が必要になる、と言います。
植松さんは言います。
「結果がわかっているような実験はしなくていい」
「本当の実験は、どうなるかわからないことをするもの」
この実験施設を作ったことで、
世界中の研究者が、色々な実験を
しに来るようになった、と言います。
そうすることで、植松さんと植松電機は
世界中の研究者との人脈ができ、
様々なノウハウが蓄積され、
お金ではない価値、財産が手に入るというのです。
これは、あくまで一例です。
植松さんは、徹底的に「どうせ無理」を
この世からなくそうとします。
そのためのキーワードが
「だったら、こうしてみたら」です。
「やったことがないことをやる」
「あきらめない」
「工夫をする」
ゼロからイチを生み出すには、
過去の知識はあまり意味がない、
と植松さんは言います。
むしろ、
「だったら、こうしてみたら」と考える人が、
新しい発想で、新しいものを生み出す。
植松さんは、子どもたちに
「あきらめ方を教えない」ために、
宇宙開発を行っているのだと言うのです。
特に、子どもたちのやる気や、興味や、
好奇心を奪ってはいけない、と言うのです。
「聞き分けの良い子」
「おとなしくて扱いやすい子」
こうした子たちは、
本当に「良い子」なのでしょうか。
大人たちにとって、あるいは社会にとって
「都合の良い子」になってはいないでしょうか。
楽読のトレーニングでは、
理論・理屈を司る左脳と同時に、
直感・感性を司る右脳を刺激します。
左脳と右脳を同時に刺激して、
バランスを整えていくことで、
自由な発想や、自分がやりたいこと、
過去の情報に囚われない考え方が
できるようになっていきます。
子どもの頃を思い出してみてください。
あるいは、小さな子どもを見てください。
大人には思いもつかないような、
常識外れの行動をしてみたり、
自由な発想をしたりします。
これがまさに、右脳の働きです。
右脳の自由な発想に、
左脳で理論の裏付けをしたり、
「どうやったらできるかな?」を
考えられるようになるのが、
右脳と左脳のバランスが取れた状態です。
子どもたちは、みんな元々
自由な発想で、過去や常識にとらわれず、
好奇心のままに生きていたはずです。
大人になるにつれ、
「どうせ無理」とあきらめる
処世術を身に付けていくのです。
楽読のトレーニングを通じて、
発想が自由になり、アイデアが豊富になって
「だったら、こうしてみたら」が
生まれやすくなるかもしれませんよ^^
それ、いいかも!と思った方は、
ぜひぜひ楽読東京八重洲スクールへ。
「自分は楽読してるけど、
あの人も脳トレしたらいいかも!!」
なんて思ったら、
ぜひ紹介してみてあげてくださいね。
近くにスクールがなかったり、
今は外出するのはちょっと・・・
という方には、WEBでのレッスンも
受けられますよ。
今回ご紹介したのは、本書のごく一部の内容。
本書には、植松さんの熱い想いや、
面白いエピソードがたくさん収められています。
興味を持った方はぜひ手に取ってみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
また、お会いしましょう。
(参考資料)
『NASAより宇宙に近い町工場』
(植松 努 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
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