こんにちは
楽読インストラクター
@東京八重洲スクールの
阿部 弥央(あべ のぶお)です!!
だいぶんごぶさたしちゃいましたが、今回もメルマガ転載記事をお届けします。
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〇自分を高めるためには「○○○○」が欠かせない
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「自分を高めたい」
こういう動機で、楽読の体験レッスンに
来ていただける方が、結構います。
では、「自分を高める」ために、
一体どんなことが必要なのでしょうか。
脳・神経科学者の青砥 瑞人さんは、自身の著書『BRAIN DRIVEN』
(ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)の中で、
自分を高めるためには、「メタ認知」という機能を
知ることが必要である、と言います。
「メタ認知」とは、自分自身を客観視、俯瞰視した状態のこと。
自分自身のことを主観的に捉えるだけでなく、客観的に捉える、
また、一面的にではなく俯瞰的、多面的に捉えようというのが
メタ認知の基本的な役割なのだそうです。
さて、皆さんは自分自身のことを、
どのくらい知っている、理解しているでしょう。
「自分のことは、自分が一番よく知っている」
と思ってしまいがちですが、本当にそうでしょうか。
他人が見ている自分の姿と、自分が見ている自分の姿とは、
ズレているケースが多々あります。
だからこそ、「客観的な自己」を知ることが非常に大切なのです。
そのために必要なこと、それは「意識的に注意を傾ける」こと。
本書では、「家から駅までの道のりにある、電柱の数を覚えていますか?」
という問いかけがあります。
おそらく、多くの方は正確な数字を答えられないのではないか、と思います。
何百回、何千回と歩いた道、
そして、何度も電信柱も見ているはずなのに、
その数が何本だったかは答えられない。
それは、なぜか。
脳は、届けられた情報を全て記憶するのではなく、
意識的に注意を払わない情報に関しては
記憶しないようにしている、と本書では解説します。
これは、「自分」という情報にも当てはまると言います。
自分が意識的に注意を向けない限り、
自分の脳に自分の情報が書き込まれないのです。
さらに、「自分のことはよくわかっている」という錯覚から、
ほとんどの人が意識的に自分を見ることをしない。
そのため、自分のことを知る、理解することが難しい、
と本書では説明しています。
「メタ認知」の本質的な意義は、
自分のことを客観的・俯瞰的に見ることで、
自分自身の脳に自分についての情報を書き込み、
それによって「自分を持つ」こと。
自分の感じ方、考え方、振る舞い方を知り、
自分で感じ、考え、行動する、
自律的な脳を育むことだと紹介しています。
神経科学の世界では、
「Use it or Lose it」という言葉をよく使うそうです。
日本語にするならば、
「使われれば結びつき、使われなければ失う」。
人間の脳にはおよそ千数百億個の神経細胞があり、
それぞれの神経細胞は、シナプスと呼ばれる構造体によって
結びついています。
神経細胞は使われれば使われるほど
結びつきやすくなるのですが、一方で、
使われないと「刈り込み」が行われます。
シナプス数は、最も遅く発達する前頭前皮質でも
2歳でピークを迎え、その後は刈り込みが始まるのです。
つまり、使っていないと、どんどん退化していくのです。
ですから、どんどん「メタ認知」を鍛えることが大切。
メタ認知をする際のポイントとして、本書では
「感情や感覚にフォーカスすること」とあります。
自分のパフォーマンスを高め、成長するためには、
自分の感情や感覚に注意を向けることが必要なのです。
人間の行動と思考を理解するには、それと密接に関連する
「感情」を理解することなしには難しい、
と本書にはあります。
楽読のレッスンでは、インストラクターが
「どう感じましたか?」と受講生さんに
問いかけることがよくあります。
これはもちろん、コミュニケーションの一環ですが、
自分の「感情」や「感覚」に意識を向けていただく
きっかけとしての声掛け、でもあります。
「どう感じましたか?」と聞くと、
事実関係をお話してくださる方が一定数いるのですが、
それは「感じたこと」ではなくて「起きたこと」だったりします。
何かが起きて、自分はどういう感覚を得たのか、
どういう感情が生まれたのか。
そこにフォーカスすることが、ひいては「自分を知る」、
言い換えると「メタ認知」につながっていくのです。
自分を高めるために、自己啓発のセミナーを受けてみたり、
手当たり次第に本を読むのも良いでしょう。
でも、それ以上に、
自分は何を感じているのか、
どういう感覚があるか、どういう感情でいるのか、
そういうことに意識を向けることが、
「自分を高める」ためには必要なことだと思います。
そうやって、自分のことを知り、
自分の取り扱い方を理解していくのです。
ですから、楽読のレッスンはインスタクターのガイドを受けて
「自分の感情を知る」、あるいは
「自分の感覚を意識する」ための
とてもいいトレーニングの場になっているのです。
そしてもちろん、速読もちゃーんと身に付きますので、ご安心を^^
それ、いいかも!と思った方は、ぜひぜひ東京八重洲スクールへ。
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今回ご紹介した本は、モチベーションやストレス、
クリエイティビティについて、脳科学の側面から
わかりやすく説明されています。
今日ご紹介した内容は、本書の中の本当にほんの一部。
ぜひ、お手にとって、読んでみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
また、お会いしましょう。
(参考資料)
『BRAIN DRIVEN
パフォーマンスが高まる脳の状態とは』
(青砥 瑞人著/ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)
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